2023年

第48回 北海道ミニバスケットボール大会

日時:1月13日、14日

場所:恵庭市総合体育館

 3度目の正直とはならず…やっぱりベスト8への壁は高かった…

 一年間のチーム皆んなの頑張りで、今年度も冬の全道大会に出場させて頂くことができました。

 未だ続くコロナ禍で、今年も開会式ができなく残念ではありましたが、大会の中止・中断なく、ガールズも無事に参加してくることができました。

 過去2年連続で1勝していたので、今年はチーム発足10周年の節目ということもあり、2勝してのベスト8を目標に臨みました。

 結果は、初戦は様々なプレッシャーを感じながらも勝利し3年連続しての全道1勝を達成することができましたが、2回戦では相手チームのありとあらゆるスピード(身体的なものだけでなく判断など頭脳的にも)と出場メンバーの総合力に完敗でした。

 完敗でしたが、完敗を実感できたということは、目の前の強敵に逃げることなくガールズが今できる最大限の実力を100%出し切ったということであり、もちろん目標を達成できなかった悔しさは皆んなあるとは思うけど、これ以上なくやったのだから後悔はないだろうし、めったにできない貴重な時間を無駄にしなかったのでとても良い経験にすることができました。それを6年生は次のステージで、4・5年生は新チームとなる来年度に向け、また一から自分を見つめ直し、改めて「なりたい自分」を設定してもらって、そこに向かって真面目にコツコツと努力をすることができれば、必ず来年もこういう大きな大会で目標達成に向け再チャレンジすることができるさ。

 この10年、多くの方々に助けられここまでのチームにさせて頂くことができました。たかだか10年でと思われる方もいるかもしれませんが、一時は全くといっていいほど勝たせてあげられない年もあったり、人数不足により解散せざるを得なくなりそうになったこともあったりと、幾多の困難がありながらも、そのたびにOGとそのご家族の皆様や、懇意にしてくださった全道各チームの指導者の皆様を中心に、沢山のガールズ応援団に励まされ、なんとか10年やり遂げることができました。

 11代目もスタートさせて頂きますが、これまで通り一年々々が勝負と思い、感謝の気持ちと向上心を忘れず、一番の目的である「稚内から女子日本代表選手を!」育成できるよう日々精進していきますので、アルピナガールズへのこれまで通りのお付き合いのほど宜しくお願い致します。


10代目 卒団式

日時:3月17日

 今年は何の制限もなかったので、無事に卒団式ができた?

 いや、コロナだけでなく、まさかのインフルエンザにもやられてしまい、何人かの団員が参加できなかっただけでなく、なんと主役の一人である10代目キャプテンとマネージャーが参加できなかったという…さすがに切なすぎました。

 それでも参加することができた皆んなで3人の卒団生を余興やビデオ上映などで大いに盛り上げ、笑いあり涙あり、例年の卒団式に引けを取らない10周年という節目に相応しい卒団式を父母会の皆様が作り上げてくれました。

 10代目の子達は高学年時代を全てコロナ禍で活動することになってしまい、それまで参加してきた試合や遠征など、ほとんどさせてあげることができず、チーム活動を通して人間的成長ができるような経験をなかなかさせてあげられず残念ではありましたが、ですがその分、1試合・1大会・1遠征を本当に大事にしてくれ、更には単純な活動をも嫌がらずコツコツと努力を重ねられる子達で、そのお陰で夏も冬も全道大会に出場してくれ、夏は全勝、冬も1勝し、与えられたチャンスを一切無駄にすることなく、自分達が得られる最大限の経験値を得てくれました。

 このアドバンテージにおごることなく、高みを目指してこれからも真摯にバスケットに向き合ってくれれば、きっと次のステージでも活躍できるだけでなく、その上も目指せるポテンシャルがあると思っていますので、信じて頑張ってみてほしいですね。

 そして11代目も既に始動し今週末には新人大会を控えていますが、これまでの続きというよりは、新時代といいますか本当に何か一からのチーム作りとなるのだろうなと今の自分はそのように思っています。

 ですが、これまでのOG達が残してくれた《アルピナガールズとは》だけは忘れることなくしっかりと継承しつつ、時代に置いて行かれないように変わることを恐れず挑戦し続けていかなくてはならないのかなと。まぁこれは毎年のことなんですけどもね。

 改めて、こうやって次のことを考えさせてくれるのも10代目の頑張りがあったからだと本当に思っています。

 10代目の4人、卒団おめでとう。これからもヨロシクね。


第1回 スプリングマッチ IN NAYORO

日時:3月25日、26日

場所:美深町町民体育館

 先週末に開催された標記大会に参加してきました。

 6年生が抜けた新チーム単独での初の大会&初遠征ということでしたが、コロナに対する緊張感も多少なりとも緩和されてきている中だったので、チームとしても大会としても無事に終わることができました。

 アルピナガールズは今大会には10名のエントリーで臨みましたが、ケガとここにきてインフルで2人不参加となり、初試合にも拘らず3年生入れて8人で4試合戦わなくてはならない事態に。主催者には事前にその旨伝えており、オープン参加となるはずだったのですが、対戦の3チームの監督からお許しが出まして正式参加とさせて頂き、感謝の気持ちと共に子供達のモチベーションアップにとてもなりました。ありがとうございました。

 試合に関してはどのチームとも初めましてで、全チームどのくらいの仕上がり具合なのかと興味も湧く中、アルピナガールズとしてはコロナやインフルなどの影響で練習に全員が集まる日が少なく余り進んでいなかったのでちょっと不安もありました。

 ですが、その心配をよそにガールズ達はリラックスしながら自分達の今持っている実力をフルに発揮してくれ、見事に8人で3試合突っ走って全勝優勝してくれました。はっきりいって出来すぎでした(笑)

 最後に交流戦がありましたが、自分がこの試合のために体力を残さなくてもいいと言ったので、さすがに何も残っておらず見事にリベンジを食らってしまいましたけど、子供達は結構悔しがっていたので、それはそれでこういう経験も必要と思い、いい敗戦でした。

 今大会で何か改めて新チームのスタートって感じがしましたね。

 地区では追われる立場になりますが、また次も今大会のように全力を出し切りカッコいい試合ができるように日々努力していきましょうね。


Spring match & Spring cup

日時:4月29日、30日 5月4日、5日

場所:深川総合体育館 南幌小学校、南幌スポーツセンター

3年分のうっ憤を晴らすかのよう、今年のGWはここぞとばかりに2回も遠征を入れ、全道各地の強豪チームさんや素晴らしい活動をされているチームさんとの試合を通し沢山学びのある充実した経験をさせていただきました。

 前半に参加させていただきましたスプリングマッチでは、久しぶりに各チームのコーチの皆さんとの交流を楽しみにしていたのに病気により参加することができずガッカリ。また、子供達含め自分以外のチームのみんなも、このような形式での大会に出場することが初めてでしたので、かなり緊張や戸惑いがあったことと思います。更に初日にケガ人が出てしまい、その後の試合ではチームバランスが崩れてしまい、余り良いパフォーマンスを出すことができず消化不良になってしまいました。全て自分が帯同できなかったのが原因でしたので強く責任を感じ子供達には大変申し訳なく思った次第でした。

また、主催者のIさんや関係者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいで、きっと開催してくれるであろう夏の「スーパー練習試合」で改めて今年のチームのベストをお見せに行ければいいなと思っております。

 後半に参加させていただきましたチームとして初参加になりましたスプリングカップは4、5日に南幌町で開催、更に第1試合に当たってしまったので3日に前泊することになり、せっかくのGWということもあり、宿泊地の岩見沢にある「北海道グリーンランド」へみんなを連れて行ってきました。

 全員でジェットコースターに乗ったり、巨大迷路やったり、とてもいい思い出作りをすることができました。病み上がりのおじさんはとても疲れましたけど。

 そして、スプリングカップでは、スプリングマッチでのケガなどで6年生3人が出場できないというスクランブルの中、初日は出場した全員が奮起し2勝1敗で決勝リーグに進むことができました。2日目の決勝リーグでは蓄積疲労なのか格上相手に諦めてしまったのか、今年のチームの余り良くない方の特徴が出てしまい悔しい結果となってしまいました。

 それでも個人に目を向けると、特に3・4年生にとってはすごくいい経験をすることができましたし、試合の中で成長も窺うことができましたので、やはり高学年組に入って揉まれることが一番の意識向上になるなと見ていて思いましたので、持ち帰ってきたものはとても大きかったと思います。今回お誘いいただいたあいの里さん、主催者の南幌さんや関係者の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 何年かぶりに目いっぱいバスケに使ったGWでした。


第2回 北海道ミニバスケットボール

サマーフェスティバル IN KITAMI

稚内・名寄・留萌地区予選会

日時:7月1日、2日

場所:美深町町民体育館

 いつかこういう時が来るのは仕方ないことだし、振り返った時にチームが生まれ変わるためにタイミング的に良かったと思えるように、これからのほうが大事になっていく…

 先週末、第2回北海道サマーフェスティバル地区予選会に参加してきました。

 長かったコロナも完全にあけ、何の制限もない通常の大会にやっと戻った今大会。どのチームも声出し応援や円陣を復活させるなど、活気にあふれたとてもいい大会だったかなと思います。

 だが、せっかくコロナがあけたのに、何かに憑りつかれているのかコロナの置き土産なのかは分からぬが、11代目アルピナガールズにとってはスタートからケガに泣かされっぱなし。それもほとんどが6年生で、今大会直前にはついにキャプテンまでもが足首を捻挫してしまったことで、本人ばかりでなくチーム全体が大会への不安と心配の空気に包まれてしまいました。

 更に夏も冬も地区予選会では連続優勝してきているがゆえの負けられないというプレッシャーもあったのでしょう。チーム全体がその不安とプレッシャーによって自信が全くなくなり、チームスローガンである「勇壮活発」「力戦奮闘」とは程遠い試合で痛恨の1試合目の敗戦となってしまいました。

 それでも、その現実をしっかりと受け止め、その日の夜のミーティングで改めて振り返って反省し、色々と気付いたこともあり「変わるんだ」という意識が芽生えてくれたものと感じました。

 次の日の試合では、今日から変わるために今の自分をさらけ出すぐらいの熱い気持ちが伝わってきましたし、勝利への意地みたいなものも見れて、新チームになってこれまで見られなかった部分が出たのではないかなと思っております。

 今まで地区内では先輩たちに勝たせてもらってきたところから自分たちの実力によって敗戦し本気の悔しさを味わったと思いますし、今度は自分たちの実力で勝ちたいと思ったはずです。これからは勝ちに飢えてくれると思いますし、どんな試合であったとしても一勝・一敗の重みも分かってくれることでしょう。

 さぁ北北海道フェスティバルでは絶対に「勇壮活発」「力戦奮闘」するんだから練習から意識して変わってくれよな!!

 


JIA スーパー練習試合 2023

日時:7月15日、16日

場所:滝川東小学校、滝川第一小学校

 やっと復活!やっぱり楽しかった!

 先週末、スプリングマッチに続き4年ぶり?に開催された「JIA スーパー練習試合 2023」に参加してきました。

 せっかくもう一つお誘いを頂いていたローカル大会を断っての参加ということもあり、主催のIさんに事前の参加表明の電話で「アノお強いティームさんとやらせてください」と調子こいてお願いしたところ、バッチリ組み合わせてくれただけでなく、他にも全道出場や北フェス出場のチームさんとも組み合わせて頂き、まさに「プチ全道大会」を経験させてもらいました。

 その〝お強いティーム〟さんには残念ながら負けてしまいましたが、この対戦に向け色々と練習をし、子供達はその成果をしっかりと出すことができベストゲームをしてくれたと自負しておりますので、子供達も自信になり、意識向上にもなったことと思いますので、北フェスに向け弾みがつくような試合となりました。

 そのほかの試合でも各チームさんに胸を貸してもらい、沢山の成果と課題を得ることができましたので本当に充実した2日間となりました。

 また、会場に集まった指導者の皆さんともお久しぶりの挨拶や初めましての挨拶のほか、気軽に情報共有などもさせて頂き交流を深めることができましたし、主催のIさんとも沢山お話しすることができましたので自分個人としても大変有意義でした。

 改めましてIさんありがとうございました。各チームの指導者の皆さんもありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 そういえば、あの2羽のハトちゃんはどうなったのかなぁ…

 


第20回 北北海道ミニバスケットボール

フェスティバル 帯広大会

日時:8月5日、6日

場所:サンドームおとふけ(音更町総合体育館)

 先週末、標記大会参加のため帯広地区まで遠征してきました。

 宿泊地が十勝の一番東の清水町というところでしたので、行きは留萌~芦別~富良野経由で車で7時間の長旅のなか、悪天候が予想されましたがそれほどでもなく一安心したのも束の間、到着すると霧雨+30度近い気温による蒸し暑さにダウン寸前。

 それでも夕食の「ホルジン」がメッチャ美味しく皆んなで食べまくりました。どんなのか気になる方は調べてみてください(笑)

 次の日の大会1日目は気温下がりラッキー。この環境なら全力出せると思っていたのですが、体育館内のほうが暑いという…それでも最近の練習やスーパー練習試合等で暑さ対策を少ししていたので皆んな〝力戦奮闘〟してくれ連勝発進となりました。

 帰りの夕食は帯広で有名な「インデアンカレー」を頂きました。

 2日目も気温上がらず稚内人にとってはありがたや~でしたが、やはり体育館内はドンドン暑くなっていくという…試合に関しては1試合目はしっかりと実力を出すことができましたが、2試合目はついに暑さと蓄積疲労で足が止まっちゃいました。それでも皆んな最後まで〝勇壮活発〟に頑張ってくれたお陰で全勝という最高の結果で大会を終えることができました。

 帰りは音更からでしたので、三国峠~士別経由の王道ルートで。

 音更の道の駅に寄り、昼食にこちらも有名な「ぶたはげの豚丼」と「柳月のソフトクリーム」を食べてきました。

 ………あれ?(汗)

 皆の頑張りをよそに、まるで自分だけグルメ旅に行ってきたみたいなブログになっちゃいました(笑)


友好都市スポーツ交流事業

バスケットボール交流試合

日時:8月8日

場所:稚内市緑体育館

 稚内市スポーツ協会の友好都市交流事業として沖縄県石垣市のバスケットボール少年団(女子は3チーム6名)の皆さんが7日から3泊4日の日程で来市。ガールズたちとカーリングやホタテの殻むき体験をしたり、市内各所を見学し、8日夜には交流試合をしました。

 試合前には「エイサー」を披露してくれメッチャ感動。

 試合でもさすがバスケ王国沖縄の子たちだけあってとても上手で、ミックスで試合もしましたが、お互いの得意なプレーを引き出しあいながら見応えのある試合をしてくれ大いに盛り上がりました。

 その時、試合の中で感じたのが石垣の子たちはコミュニケーション能力が高く、ミックスになっても打ち解けてくれるのが早く会話もしてくれ、バスケに一番大事なものを持っているとても素晴らしい子たちだと思いました。

 そのあと、引率の海星男子少年団のヘッドコーチさんと試合を振り返ったり、お互いの地区事情などの意見交換をさせていただき、自分としても貴重な時間を過ごさせてもらいました。

 ガールズたちも様々な交流の中で石垣の子たちからいい刺激をもらったり世界観が広がったりしたと思います。一生の思い出ができて良かったですね。

 お互い、この先もバスケを一生懸命頑張ってもらって、いつか大きな舞台で再会できるといいですね。

 海星のヘッドコーチさんに「是非、石垣に来てクリニックをしてください」とお誘いを受けたので石垣島に行ってみちゃおうかな~(笑)

 


第4回 K・Kカップ

日時:8月19日、20日

場所:旭川大雪アリーナ

 旭川暑すぎ!!!

 先週末、ひょんなことからお誘いを受けた標記大会へ初参加してきました。

 この大会自体は4回目らしく「旭川地方自動車整備青年経営研究会」さんの主催イベントの一環として行われているもので、旭川地区の男女各8チームの参加に加え、今回はアルピナ男女と札幌の男女各1チームが招待されトーナメント方式で行われました。

 招待チームはシードということで、準々決勝からのスタートとなり初日は1試合だけでしたが、体育館内も蒸し風呂のごとく半端ない暑さのため、むしろ1試合でありがとうという感じ。

 2日目の準決勝の相手は旭川地区1位のチームということもあって楽しみにしていましたが、前半OF面で相手のプレッシャーを感じたのか単純なミスを多くしてしまい、結局それが最後まで響き負けてはしまいましたが、互角に戦えていた時間帯もあったり特に後半のDF面は手応えアリだったので、とてもいい経験をさせて頂きました。

 そのあと3位決定戦に回りしっかりと勝利してくれ見事3位で表彰されました。

 また、大会中には昔からお世話になっている旭川地区の指導者の皆さんと久しぶりの再会を果たし情報交換させてもらったり、このたびJBAプロレフリーになられた阿部聖パイセンにも再会することができただけでなく、差し入れを頂いたり試合を見てもらって子供達にアドバイスしてくれたりで本当に有難かったです。

 最後の表彰式では賞状だけでなく、一人ひとりにメダルが与えられ、更には個人賞もあったりで本当に豪華。ただでさえ参加費無料で大雪アリーナで試合が出来てってだけで十分すぎるのに…更に更に両日とも全員かき氷まで頂いちゃって本当に最高の大会でした!関係者の皆様ありがとうございました!

 そういえば、結局〝K・K〟の意味が分からなかった(笑)

 


秩父別合宿

日時:9月2日、3日

場所:秩父別町生涯学習センター生き活き館

 少し時間が経ってしまいましたが、10日ほど前の週末、昨年も参加させてもらった札幌あいの里さんとの合宿に行ってきました。

 今年は本当に残暑厳しく、無論秩父別町も暑いのなんので9月と言えど「真夏の合宿」的な感じでした(笑)

 初日は昨年も参加してくださった岩見沢さんとの再会を果たし、冬の全道大会以来の試合をさせてもらいました。昨年のこの合宿時に「来年は人数的に参加すること難しいかも…」と言っていたのですが、今年度に入りたくさん入団されたみたいで、しっかり復活されてました。また次の試合ができるのが楽しみになりました。

 あいの里さんとはGWにローカル大会で試合してましたのでリベンジマッチとなりましたが、残念ながらあいの里さんがベストメンバーではない中での僅差でしたのでリベンジとはいかなかったです。むしろ「やっぱり上手な子がたくさんいるいいチームだな~」と改めて感心させられましたね。

 また1日目の最後には各チームのコーチ陣による「禊のお菓子撒き(笑)」が行われ、子供たちにいっぱいお菓子を撒いて普段のコーチング力の足りなさに許しを乞うてました(笑)

 2日目は7月の「スーパー練習試合」でも試合をさせてもらった美唄さんとの再戦となりましたが、美唄さんも夏季全道大会に出場なさって数段パワーアップされた感じが見えました。2試合目には北空知地区のスカイシープスさんと初試合をやらせてもらえるということで楽しみにしていましたが、ベストメンバー集まらず改めて再戦希望という感じになりました。

 最後に「この4チームで冬の全道大会で会いましょう!」と約束して帰ってきました。

 今年の秩父別合宿もとても実りのあるものにでき、次週の「稚内ミニバスチャレンジカップ」に向けて弾みがついた合宿となりました。

 それもこれも全てあいの里さんのお陰で、何から何までおんぶに抱っこでお世話になりっぱなしで申し訳ございませんでした。改めて本当にありがとうございました!このご恩はしっかりと結果でお返しできるよう頑張ります!

 


第10回 稚内ミニバスチャレンジカップ

日時:9月9日、10日

場所:稚内市総合体育館

 先週末、地元稚内で毎年開催されているローカル大会「稚内ミニバスチャレンジカップ」に参加しました。

 記念すべき10回目となる今年の大会には男子7チーム、女子4チームの参加で、例年他地区からゲストチームの参加があるのですが、今年は他地区の大会などと日程が重なり参加叶わず、女子に関しては同地区のみとなりました。

 どのチームとも夏の全道予選以来の対戦とあって、お互い夏にどれだけパワーアップしたのかを知る興味深い試合となりました。ただ残念なことに1チームは北海道にしては季節外れ?の運動会と重なってしまいメンバー半分だったため本来の実力を発揮することができなかったようなので参考外となりました。

 ガールズとしては初戦に緊張なのか相手に苦手意識を持ってしまっているのか分かりませんが硬さが出てしまいミス連発で、ここ最近で一番内容の悪い試合をしてしまうというスタートとなりました。

 2日目の1試合目では予選リーグ全勝同士の対戦となり、前日のような試合をしたら「勝ち目なし!」と思っていたのですが、気合十分で心技体すべてクリアな状態で臨んでくれ素晴らしいパフォーマンスで見事勝利し、優勝決定戦に進出しました。その決定戦では1試合目の再戦となり、一日に2度対戦し尚且つ同じ試合をすることの難しさは重々分かっていましたので子供達には事前に伝えておきました。案の定、向こうの死に物狂いの猛反撃に遭い、更にスタミナ切れ足が止まってしまいましたが、こうなることを伝えておいたお陰か、慌てることなく意外と冷静に我慢してくれ粘りに粘って逆転勝ちしてくれました。とても内容のあるいい試合でした。

 そして見事3大会(令和3年は中止)連続の全勝優勝ということで子供達は本当によく頑張ってくれました。ガールズから選出された優秀選手の子も今までの努力が認められて良かったのですね。

 この大会でガールズだけでなく、他の3チームもとてもいい経験をし、冬の全道予選に向けて全チーム更に気合い入ることと思いますので、負けずにもっともっと頑張らないといけませんね。

 


北海道スポーツ少年団表彰

稚内市スポーツ少年団表彰

日時:10月9日

場所:稚内市総合体育館

 「スポーツの日」の9日、アルピナガールズミニバスケットボール少年団が結成10年を経過し、かつこれまでの功績が認められ、表題にある2つの賞を受賞することになり、その表彰式が行われました。

 今回この賞を受賞できましたのは紛れもなくこれまでアルピナガールズに入団してくれた10代目までの46人の卒団生の頑張りと、そのご家族の皆様のご協力、そしてバスケットボール協会や他地区のバスケ関係者の皆様からのご支援やご指導によって頂けたものと思っており、改めて大変感謝するものであります。

 この10年で正直大きな成績は残すことはできませんでしたが、近年はやっと全道の強豪チームとも肩を並べ、全道大会で勝ち負けしてくれるところまで来ることができておりますので、OGの子たちが残していったガールズ魂と期待に少しでも応えることができているのかなと思っております。

 また、OGの中には道内の強豪高校でスタメンをとったり、大学まで続けてくれる子もいることには目尻の下がる思いでいっぱいであります。

 「最低でも10年はやってみないと分からない。10年やったらバスケだけでなく自分の人生にとっても大事なことに気付く」と、ある方に言われ、「そう言って騙してやらせているんでしょ」と思いながらも、それを経験したくどうにかこうにか存続してくることができました(笑)

 そして、いつの代でも山あり谷あり色んなことがあり、振り返るとその殆どが谷で山は本当に小っちゃいものしかなかったです(笑)

 でも、谷のほうが大きければ大きいほど小さい山でもそこに辿り着いた時のその喜びと感動はハンパなものでなかったことを思い出します。

 その「大事なこと」に関してはたかだか10年コーチなので生意気になりますから語りませんが、これからも一年一年が勝負と思って大切に活動を続け、もっと大きな喜びと感動をチーム皆んなで味わえる日が来るといいなと改めて思った日となりました。

 


第49回北海道ミニバスケットボール大会

名寄・稚内・留萌地区予選会

日時:11月11日、12日

場所:羽幌町総合体育館

 そう簡単には人は変わることはできないのかもしれないけど、せめて信じて限界までやってみようとはならないものか…今年のキーワードは「響かない」だった…

 先週末、一年の集大成となる冬の全道大会地区予選会へ参加してきました。

 大会1週間前位から稚内ではインフルエンザが猛威を振るい、13人エントリーのガールズはギリギリの10人での参加となってしまい、夏の全道大会地区予選会のデジャブを思わせるような当日朝から全員の不安げな空気。朝のミーティングで奮い立たせようとするも全く反応せずキャプテンを筆頭に元気もどんどんなくなっていく。そしてそんな状態で2試合目のライバルチームと対戦。相手チームは初戦を落とし崖っぷちとなってしまったため、当然のように死に物狂いで奮闘してくる。ウチはそれに対しやられるがまま泣かされてベンチへ戻ってくる。6年生の全道大会へ賭ける思いの違いをまざまざと見せつけられた試合だった。

 一夜明けた2日目は、これ以上の後悔や情けなさすぎる試合は勘弁と思い、朝のミーティングから試合中まで終始喝を入れっぱなしで、結局「やればできるのに」的な意地と根性のたっぷり入ったいい試合をしてくれるも万事休す。

 結果は3チームが2勝1敗となりゴールアベレージにより、負けた試合が大敗だったウチは3位となり、4年連続の全道大会出場を逃してしまいました。

 それでも全道出場を決めたライバルチームは本当に強いだけじゃなく、いろんな面で羨ましいほど素敵なチームを作り上げましたので、心から祝福すると共に、ぜひ全道大会ではベスト8以上を目指してもらって地区レベルの高さをアピールしてきてほしいなと思った次第であります。

 さて、ガールズはまた一からやり直し。まずは来週参加のルーキーズマッチでガールズの未来を占いに行きましょう。

 その前にインフルが収束してくれないと何もできないんですけどね…

 


ルーキーズマッチin枝幸2023

日時:11月25日

場所:枝幸町総合体育館

 先週末、インフル流行や悪天候に負けることなく、枝幸開催になり2回目となるルーキーズマッチ(4年生以下の大会)に参加してきました。

 名稚留地区から男子5チーム、女子4チームが参加し、各チーム2試合行う変則リーグ戦にて1日日程で行われました。

 アルピナガールズはここ2年間の同大会では余り良い戦績を残せておらず、かつ今回の地区予選会敗退の悲しみを乗り越えるためにも今年こそはと気合い十分で臨みました。

 この日の目標を「明るく・楽しく・元気よく」にし、今チーム全体の課題でもある「出さなくてはいけない声が出ない」を何とかこのルーキーズたちから打開してくれないものかと思い、本来スポーツマンにとって極々当たり前で難しいことではない目標ではあるのですが、今のガールズにとっては一番頑張ってほしい部分なのでシンプルにいきました。

 また、技術的な部分では「オールコートマンツーマンDFのつきかたを覚えよう」をテーマに、試合前ミーティングで6年生キャプテンからルーキーズたちに教えてもらい、1試合目でトライしてみて、試合後に次の試合に向けてまた自分たちでミーティングをするなど、チームのまとまりは結構良かったように思いました。

 ただ、そのDFの内容はどうだったかというと…これからこれから(笑)頑張りましょうでした(笑)

 反面、OFに関しては戦術的指示などなく、いつもの試合の通り「自分の思った通り好きにやってくること」「相手を怖がって消極的にだけはならないこと」「失敗してもいいから引きずらないですぐに切り替えること」「声を出して存在感をアピールすること」しか言わず送り出し、1on1でのドリブルドライブが通用したり、トランジションからブレイクが出てシュートもまずまず確実に決めるなど、基本的なOFが結構しっかりできていたので、改めてこの年代の成長を感じることができて良かったです。

 結果は2試合とも勝利することができましたが、どちらの試合も相手チームの4番・5番の子がすごく能力高く、これから2年間ウチの4年生といいライバル関係になっていくんだろうなとワクワクしました。

 そして、この日の目標はというと…時折り見せる明るさや元気の良さは垣間見れましたが合格点とまではいかず。

 何せ試合中の声かけやおしゃべりが足りない。コート内やベンチでもっともっと声かけやおしゃべりしてコミュニケーションをとらないとね。

 なかなか一度ついてしまったクセというものはとれるものではないけれど、早く「声が出ないクセ」から「声が出る習慣」に頑張ってでも12代目には変わってもらわないと、なんぼ練習をたくさんして技術を身につけても、いつまでもプレッシャーのかかった大事な試合でチームの実力を発揮できず同じことを繰り返してしまうよ…と。

 元気だけが取り柄のおしゃべり新人さんの入団お待ちしておりまーす。